コオロギです。
労働災害って、工場で作業していると斬っても切り離せない。
先日も、2ヶ月ぶりに労働災害が発生。
災害も手の甲の一部を切創したので、何針か縫ったとのこと。
今日は、労働災害についてのお話です。
目次
痛い思いをするのは怪我した本人だけど・・・
怪我して痛い思いをするのは本人。
怪我して労働災害の防止の取り組みの大事さってのが、会社や本人が身を以てわかることなんじゃないかな。
労災って、会社が受けるダメージも大きいので、無災害ってのが理想。
あくまでも理想だから、現実はそうはいかない。
それに労災を起こした本人は、とても罪悪感を感じるしね。
言い方は悪いけど、今回、多少何針か縫った程度で済んだから良かったけど、指を落としたり、腕を落としたり、命を落としたりする可能性だってある。
怪我をして責任を感じれば、精神的にも良くない。
ましてや、周りにも迷惑をかけてしまう。
これって、良くないことだらけです。
手を出してしまうの人間の条件反射
自分の目の前でトラブルが発生する瞬間、思わず手を出してしまいそうになる経験ってありませんか?
自分も手を出してしまいそうになるんだけど、機械には勝てない!
巻き込まれたりしたら、それこそ大変なことになる。
痛いどころの話ではなくなってくる。
作業を行っている人に話しかけたりすることは厳禁だし、作業している人は気持ち的にも余裕を持って作業して欲しいですよね。
「機械や製品は壊れても修理したり作り直しをすれば大丈夫だけど、あなたという人間は一人しかいませんから」
労働災害が繰り返し発生するのはなぜなんだろう
1番の大きな理由として、人間が不完全な生き物であるから。
これだと究極の理由になっちゃうかな。
とはいえ、その日の体調や、仕事への慣れ、横着な行動、勘違いなどが災害を繰り返し起こすのではないかな。
どんな時に労災が起きているかというと、非定常時作業、いわゆるメンテナス時に労働災害が起きやすいと言われているもんね。
作業場が狭いとかってのも危険。
とにかく、人は目が眠りから覚めて動くことで怪我をしたり、事故に遭遇したりする生き物。
自職場の見回りは大事かな
労災は人間の不安全行動が招き起こすもの。
だから、自分も含め他人の行動や職場の環境を再度確認する必要があるのでは。
職場の環境というのは、作業スペースが確保出来ていないところで作業をしたら怪我を発生する確率は上がるし、フォークリフトを運転している人がいきなりバックしてきたら、逃げるスペースもないなかだと轢かれてしまう可能性だってある。
そんな環境は決して良くはないし、今は発生していなくても、「いつか誰かが」になってしまうかも。
そうならないために、自職場の見回りは大切。
私の職場でも、安全衛生委員や課長や社長などの見回りは、一週間に多い時で2回、少なくとも一回と割と頻繁に見回りしてるかな。
でも、それでも発生するんです。
あなたの職場で長いこと発生してないってのは、運が良かっただけかもしれないよ。
労災を減らすということは、職場での作業が健全で働きやすくなるだけでなく、作業効率も良くなるので、減らして損はないですよ。